住宅履歴情報とは
住宅がどのようなつくりで、どのような性能があるか、また、建築後にどのような点検、修繕、リフォームが実施されたか等の記録を保存、蓄積したものが住宅履歴情報です。
※ 国土交通省ホームページより引用
宅歴を使うメリット
仮想通貨でも用いられる改ざんなどに対してセキュリティの高いブロックチェーン技術を用いて、あなたの住宅履歴を保管できます。
数十年で腐食・変色してしまう紙と違い、デジタルデータとして永遠に保管しておくことがでいます。
保管に伴う利用料金は無料です。
日本の住宅の耐久年数は年々向上している
- かつては30年と言われていた日本の住宅は、今では平均寿命が60年以上に向上
- 住宅の寿命が長くなると資産性も上がり設備の投資対効果も上がるため既存住宅市場が活性化
長期優良住宅は住宅履歴を保管することが必須
長期優良住宅とは
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことで国土交通省によって認定された住宅のことを指します。
住宅履歴を保管することが義務付けられている
税金面での優遇などが受けれる一方で、点検、修正、リフォームなどの計画を作成し、履歴を保管しておくことが義務とされています。
※ 義務を怠った場合は、認定の取り消しになることもあります。
※ 長期優良住宅の制度が開始されて10年以上が経過し、維持保全状況についての調査が開始されました。詳しくは各自治体のホームページを、ご確認ください。
全ての住宅に関して住宅履歴を残すべき意義
住宅の寿命は人間よりも長くなろうとしています。そんな中で、住宅の相続税が負担できないことで、維持保管されていない住宅を二束三文で処分せざる得ないケースも多々存在します。
そんなときに住宅履歴情報がきちんと蓄積されていれば、住宅を適切な価格で精算することも可能になります。
長い目で見れば、かならず後悔しない選択になるはずです。